ようやく、魔法が解けてきたのか

 

 

自分の奥底に眠っていた

本当の自分にとっての幸せが顔を出し始めた

 

 

ずっとしまっていた

目の前の誘惑を追いかけるのに必死で

守ることに必死で

いつのまにか置き去りにしてきた

 

私の軸。

 

私の理想とする生き方、

 

 

やっぱり変わってなかった。

 

 

 

私は私だ

 

どんなに理想的である人から影響を受けようが

やっぱり根本から変わることはない

 

私の大切なものから見向きをしないように

その方がその当時

自分にとっていきやすかったからこそ

いつの間にか

都合がいいように蓋をした

 

 

自分の大切な思いに。

 

 

その罰だ

 

 

わたしが自分を大切にできなかった

周りを大切にできなかった

目の前にある

一つのものを守ることにして

たくさんの人を傷つけた

 

 

そして

今もなお

傷つけているのかもしれない

 

 

これを踏まえた上で

やっぱり、諦めたいのに諦めたくない私がいて

 

どれだけ

私という人間が傲慢なのかと

 

思い知る

 

 

 

先輩への思いを断ち切り

 

私の奥底に眠っていた

眠らされていた思いが目覚め

 

動き出した。

 

 

元彼への思い

 

 

今更気づくなんて

もう当然のように遅くて

 

どれだけ自分にとって

必要であったのか

大切であったのか

 

いまになって

涙がこぼれるようになった

 

もう遅い

 

 

もう遅いんだ

 

 

 

もう彼に会うことはできないくせに

どこかで会えたらなんて

そう思ってしまう私は

 

なんてわがままで

なんて最低なんだろうと思う

 

 

去年の12月のあの日、

わたしは彼に

たった一通のラインと電話で

2年半の時間を

終わらせてしまった

 

 

今しかないと思った

 

今思えば

自分のためでしかなかった

あの決断を

 

今更きづいたなんて

虫がよすぎて

 

最低過ぎて

 

彼はどんな思いで

そこからの日々を過ごし

そして、

 

もう振り返れないと

もう戻れないと

もう会えないと

 

 

そこまでいえるほど

今を大切に生きている

 

その姿に

また惹かれてしまったのは

私の方で

 

 

こんなにも残酷な別れを切り出した私に

 

優しく

寄り添ってくれた

 

仕事中であろうに

ラインに対応してくれた

 

そして

一切の未練がないと

伝えるかのように

 

げんきでね、と

 

 

もっと一緒にいて

楽しいと思える人に出会えるから、と

泣いてしまう日があっても

大丈夫だから、と

 

彼は

10ヶ月後にようやく連絡をしてきた

元カノに

そう

優しくメッセージを送ってくれた

 

 

本当に

素敵な人だった

 

 

後悔して

あのころから

一歩も進んでいなかったのは

 

私だけで

みんな

 

一歩一歩

成長していってるのに

どうして私は

 

過去を何度も生きてしまうのだろう

 

 

けっして

ここにはない現実を

生きてしまうのだろう

 

 

 

もう会えない

 

 

会いたい

 

 

彼といる自分が

なによりも

大好きだった

 

 

 

どうして今更気づいてしまったんだろう

 

 

 

元彼に会いたい。

 

 

だけど

彼は

もう新しい彼女と

前を見ている

 

 

邪魔をすることなんて

私にする資格はないことはわかっていて

 

 

じゃあ

もうわたしも

前に進まなきゃと思うのに

 

いつか

わたしがまた入れる隙間があったら。。

なんて

馬鹿みたいな妄想をしてしまう

 

 

前向かなきゃ

 

 

ほんとうにばか

 

 

自分の浅はかさに

嫌気がさす

 

 

 

あなたとの未来を歩みたい

 

 

どこかで

かなうかもと願ってしまう私は

 

まだ、

 

前に進めないみたい。